「ミシュラン三つ星認定」の高尾山まで走り続けて40年、京王電鉄高尾線が記念イベント

takao_line_40th001.jpg 東京で気軽に登山を楽しめる山といえば、なんと言っても高尾山。標高599メートルの小ぶりな山は、小学生の遠足やハイキングなど、老若男女問わず誰でも登りやすく、都心から近い距離で自然を存分に感じられる人気のスポットだ。そんな高尾山の玄関口となる高尾山口駅と、新宿駅から伸びる京王線の北野駅を結ぶ高尾線(全長8.6キロ)は10月1日で開業40周年。それに合わせ、京王電鉄はさまざまなイベントを実施する。

 開催するイベントは高尾線40周年を記念して、高尾山口駅前にある案内看板をリニューアルするほか、開業当時の高尾線の駅や電車、沿線風景のパネル展示、高尾山への来山者に記念ノベルティの配布、記念グッズの販売などを行う。

 高尾線は1967年10月1日に開業。もともとは「関東地方初の皇室墓地である多摩御陵(武蔵陵墓地)への参拝路線として開業した御陵線」(Wikipediaより)で、太平洋戦争下で休止していた御陵線の一部を京王電鉄が復活させた路線だ。現在は沿線の宅地開発が進み、特にめじろ台駅は閑静な住宅街として知られている。

 なお、高尾山はミシュランが今年4月に発売した日本版の旅行ガイド「MICHELIN Voyager Pratique Japon」の中で、最高ランクにあたる三つ星を獲得した。日本の山で三つ星を獲得しているのは富士山と高尾山のみ。

京王電鉄