今年の年越しそばは自宅で手打ち、20分でできる家庭用そば打ちメーカー発売

iesoba.jpg やってみたい趣味として、幅広い年齢層から圧倒的な人気を誇るそば打ち。しかし、おいしいそばを打つのは難しく、道具をそろえなければならないなど敷居の高さにあきらめる人も多いという。そんなところへ、1台でそば打ちの作業工程がすべて行える家庭用そば打ちメーカー「いえそば」が、タカラトミーから10月4日に発売される。広いスペースを必要とせず、そば粉から製麺までの作業時間はわずか20分と手軽だ。価格は1万3,125円(税込み)。

 「いえそば」は、昨年9月に発売した「ろくろ倶楽部」(陶芸入門セット)に続く「大人の趣味シリーズ」第2弾商品。趣味として関心の高いそば打ちを、手軽に行うことができる。

 そば打ちの工程は大きく分けて、そば粉と水を混ぜて生地を作る「水回し」、生地を練る「くくり」、生地を伸ばす「のし」、包丁で切っていく「麺切り」の4作業となっている。「水回し3年、のし3カ月、切り3日」といわれるほど体得するのに年月がかかるものだが、「いえそば」では付属のハンドルやローラー、カッターなどを本体にセットすることで、こうした作業を1台で簡単に行える。

 ただし、そば粉の質や季節によって左右されるそば生地作りの水分調整は、何度か作らなければ身につかない。しかし、これさえ体得すれば、「いえそば」で「同割りそば」「四六そば」「二八そば」などさまざまなバリエーションのそば打ちを楽しむことが可能だ。

 部品はすべて水洗いが可能で、お手入れも簡単。ちょっとした時間でもそば打ちに挑戦できるようになっている。

 発売に先駆けて、公式サイト内にコミュニティサイト「いえそばサークル」を開設。岩手県安比高原で収穫されたそば粉と小麦粉のミックス粉(2キロ)が当たるキャンペーンも実施中だ。

 手打ちそばでもてなしたり、年越しそばを振舞ったりなど、さまざまなシーンで活用できる「いえそば」。1台あれば重宝しそうだ。

いえそばサークル
タカラトミー