コカ・コーラに新緑茶ブランド「綾鷹 上煎茶」登場、宇治の老舗茶舗と開発

ayataka.jpg 毎年50種類前後の新製品が発売されている緑茶飲料。コカ・コーラシステムでも「一(はじめ) 茶織」を発売しているが、10月8日から新プレミアム緑茶ブランド「綾鷹(あやたか) 上煎茶」を投入する。創業450年の歴史を誇る京都・宇治の老舗茶舗「上林春松本店(かんばやししゅんしょうほんてん)」の技術を取り入れ、「急須で淹れたお茶」のような本物のおいしさを実現した。

 「綾鷹 上煎茶」は、厳選した国内有数の茶産地で栽培された茶葉のみを使用し、「上林春松本店」の450年にわたる歴史で育まれた技術と知識、徹底した品質管理、「ノンフィルター製法」によって生まれたワンランク上の「プレミアム緑茶」。緑茶本来の「にごりのある色味」と「舌に旨みが残るふくよかな味わい」を実現し、急須で淹れたような本物の味わいが楽しめる。

 ブランド名である「綾鷹」は、将軍家など限られたところにのみ茶葉を納めていた「上林春松本店」が、明治維新の幕藩体制崩壊時に一般向けとして販売を始めた高級玉露の名称に由来。貴重さを表現するとともに、同店の革新性を象徴しているという。

 パッケージは和の伝統モチーフをイメージした「キリコボトル」を採用し、ラベルは金を繊細に施した上質な茶筒を思わせるようなデザインに。和の心と「上質なおもてなし」を感じさせる高級感あふれるものに仕上げた。

 425ミリリットル=写真=、350ミリリットル、280ミリリットルの各ペットボトルで販売し、価格はそれぞれ158円、140円、130円(すべて税込み)。販売に先立ち、9月24日から30~50代の男性を中心とした人々が働く職場やオフィス街に向けて、100万本以上の試飲活動を行っていく予定。職場へ届ける「お取り寄せサンプリング」は公式サイトで募集するとのことで、希望する方は頻繁にチェックしたほうがよさそうだ。

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