「ゲゲゲの鬼太郎」の原型、「墓場鬼太郎」を東映アニメーションがアニメ化
発行:2007年08月28日 22:56
ウエンツ瑛士が鬼太郎を、大泉洋がねずみ男を演じた実写映画「ゲゲゲの鬼太郎」が今年4月に公開され、興行収入20億円を超す大ヒットを記録。同じく4月からは通算5作目となるアニメの放送がフジテレビで始まるなど、いま、「ゲゲゲの鬼太郎」は再び黄金期を迎えている。原作の連載がスタートした1967年から40年の時を経ての再ブームだが、このブームを加速させるべく、「ゲゲゲの鬼太郎」の原型となったマンガ「墓場鬼太郎」のアニメ化が決定した。
「墓場鬼太郎」は「ゲゲゲの鬼太郎」の原型、またはルーツと言われる水木しげるの初期の作品。現在のような親しみやすいキャラクターではなく、おどろおどろしい雰囲気が作品の至る所に散りばめられた怪奇モノだ。原型だと思われる妖怪は登場するものの、おなじみの妖怪はほとんど登場していない。
原型やルーツと言われる由縁はそのタイトルだけでなく、鬼太郎や目玉の親父の誕生秘話、ちゃんちゃんこの秘密など、「ゲゲゲの鬼太郎」の中に登場するさまざまな妖怪やアイテムの設定や構成が「墓場鬼太郎」に描かれているからだ。
アニメ化を手がけるのは、現在放送中のアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」を制作している東映アニメーション。8月28日現在、東映アニメーションの公式ページ上で告知されているが、放送時期や声優、制作スタッフなど、詳しい情報はまだ明かされていない。
墓場鬼太郎 アニメ化決定
東映アニメーション