普段着感覚でスポーティな走り、ロングライドもラクラクな自転車発売

prorsumbrain.jpg 健康・環境志向の高まりから注目されている自転車。通勤・通学に使う人も増えているという。長い距離を走るには本格的なスポーツ車が最適だが、乗車姿勢やスピード・操作技術に対する不安、高額なことから気後れするユーザーも多い。こうしたことから、宮田工業は軽快車と同じ感覚でスポーティな走りが楽しめる自転車「プローサム ブレイン」シリーズを発売した。21段シフトモデル=写真=と3段シフトモデルの2タイプを用意しており、価格はそれぞれ4万9,800円、4万5,800円(ともに税込み)。

 「プローサム ブレイン」シリーズは、見た目とは裏腹にスポーティな性能を併せ持った新ジャンルの自転車。本格スポーツ車に抵抗や不安を抱いている人でも、肩の力を抜いた普段着感覚でスポーティな走りを楽しめる。「プローサム ブレイン」は、ラテン語で「前へ」を表す「PRORSUM」と「企画者」という意味を持つ英語の「BRAIN」を合わせたものだという。

 両モデル共通で、軽量で振動吸収性の高いフルアルミフレームや、ドライ・ウェット両方のグリップ力に優れ、耐パンク性の高いタイヤを採用。ロングライドも快適にしてくれる。また、メンテナンスがしやすい「A-HEADシステム」や「前後フルドロヨケ」、夜間の安全性を確保する「バッテリーライト」と「各種リフレクター」を装備した。シフトレバーはグリップタイプのため、ハンドルを握ったままでシフトチェンジが行える。

 21段シフトモデルの「21S」には、ロックを防ぎ安全で確実なブレーキングを実現する「パワーモジュレーター付前後V型ブレーキ」、フロント3段、リア7段の「シマノ 21段レボシフト」を装備。フロントギアにはパンツ裾を汚れや巻き込みから守る「ギヤガード」を装着している。

 3段シフトモデルの「3S」には、「シマノ グリップ3段シフト」のほか、革靴でも滑りにくい「大型ノンスリップペダル」や、安定感があり快適な乗り心地を実現する「大型ヒップサポートサドル」を装備し、ブレーキはフロントが「V型」、リアが「ローラーブレーキ」を採用している。また、「チェーンケース」によってパンツ裾の汚れや巻き込みを防げるようになっている。

 サイズは、ともにフレームが420ミリ、タイヤが700C。カラーは、それぞれクリアブラックとブライトシルバーを用意した。秋の行楽シーズンに最適な自転車となってくれそうだ。

ミヤタ自転車
宮田工業