北近畿タンゴ鉄道、沿線の街づくりに協力する「KTRブログ駅長」を一般公募
発行:2007年08月16日 13:43
京都府の福知山駅から宮津駅までを結ぶ全長30.4kmの宮福線と、同じく京都府の西舞鶴駅から兵庫県の豊岡駅を結ぶ全長83.6kmの宮津線の2路線からなる北近畿タンゴ鉄道。「Kitakinki tango Railway」の略称である「KTR」とも呼ばれ、地域住民や鉄道ファンから愛されている鉄道だ。この北近畿タンゴ鉄道が沿線の街づくりや地域活性化に協力するサポーターとなる「KTRブログ駅長」を一般から公募。8月13日から受付を始めている。
「KTRブログ駅長」は、第1次募集としてまず10名(10駅長)を選定。「駅長」は北近畿タンゴ鉄道の特定の1つの駅を中心に、駅やその地域での体験や魅力情報をブログで発信することで、地域のPRや話題づくりなど、地域振興の一部を担う。
ブログの内容の例として北近畿タンゴ鉄道が挙げているのは、「昨夜、このお店で食べたとり貝は、こんな風に料理がしてあっておいしかった」「この祭りはここが見所、丹後建国のロマンがこんなところにも」「夕日は、今なら○時頃、路地を抜けたここからが絶景!」といった具合。
応募資格は、任期の1年間は継続して取り組むことができること、対象駅周辺に何らかの関わりがあること、沿線地域の振興に想いを持っていることなど。「駅長」に選ばれた人には北近畿タンゴ鉄道オフィシャルのブログ(http://駅名.ktr-tetsudo.jp)を提供するほか、「KTRフリーきっぷ」を毎月2枚、オフィシャルのブログ駅長帽(半年経過後)を支給する。
なお、現在は実験的に宮津駅、野田川駅、西舞鶴駅、福知山駅で仮のブログ駅長が情報発信を開始している。応募したい人は、まずは仮のブログ駅長のエントリーをチェックしておこう。
北近畿タンゴ鉄道