フー・ファイターズの最新作発売決定、豪金鉱落石事故生還者への曲など収録

foofighters.jpg 元ニルヴァーナのドラマー、デイヴ・グロール率いるフー・ファイターズ。元ニルヴァーナという肩書きがいらないほどの活躍を続ける彼らが、前作『イン・ユア・オナー』に続く6枚目のアルバム『Echoes, Silence, Patience and Grace』のリリースを9月25日に決定した。

 1997年リリースのセカンド・アルバム『ザ・カラー・アンド・ザ・シェイプ』で世界にその存在を知らしめたフー・ファイターズ。3年ブランクを経て発表した2枚組の大作『イン・ユア・オナー』に続く今作では、その第2作を手がけた大物プロデューサー、ギル・ノートンを再び迎えている。

 変拍子を取り入れたり、女性ギタリストのカート・キングを参加させたりなど、これまでのバンド・イメージにとらわれない楽曲を多く収録している点が特徴。彼らの新たな魅力を発見できる作品となっている。

 また、昨年4月にオーストラリアの金鉱で発生した落石事故で、彼らの楽曲に励まされて2週間救出を待っていた作業員2人にささげる曲「Ballad of the Beaconsfield Miners」も収録。ちなみに、この話を聞いたデイヴ・グロールは、オーストラリアに赴いて2人に会い、ビールを酌み交わしたという。

[作品概要]
作品名: 『Echoes, Silence, Patience and Grace』
発売日: 2007年9月25日 ※日本盤発売日は未定
収録曲:
01. The Pretender
02. Let It Die
03. Erase/Replace
04. Long Road To Ruin
05. Come Alive
06. Stranger Things Have Happened
07. Cheer Up, Boys (Your Make-Up Is Running)
08. Summers End
09. Ballad Of The Beaconsfield Miners
10. Statues
11. But, Honestly
12. Home

フー・ファイターズ-英文-