味の素「ほんだし」が37年目の全面リニューアル、3種のかつお節でおいしさアップ

hondashi.jpg 1970年に発売されて以来、日本の家庭に深く浸透している味の素の粉末和風だし「ほんだし」。市場シェアの5割を占めているこの「ほんだし」が37周年を迎える今年、原料・製法から容量、パッケージまで全面的なリニューアルを行う。塩分も約15%オフと、健康面にも配慮している。

 新しい「ほんだし」は、かつお節の焙乾工程を徹底的見直し、これまでに使用してきた2種類のかつお節に加えて、同社独自の新製法技術で作ったかつお節を新たに採用。3種類ともかつお節作りの職人によっていぶし分けられ、絶妙にブレンドすることによっておいしさが飛躍的に向上したという。

 また、だしの味わいが向上したことで、おいしさを損なうことなく塩分の約15%カットに成功。これまで以上の風味を、健康的に堪能できるようになった。

 さらに、かつおのマークが逆を向くなどパッケージも刷新し、紙箱をやめて環境に配慮した直詰め式のスタンディングパウチや瓶も発売。少子化などから世帯人数が減っていることも考慮して1箱150グラムを120グラムに減らすなど容量の見直しも実施し、その分価格も下げる予定だ。発売日は9月6日。

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