香りの効果で学習能力を向上、世界初の香り付きシャープ芯「サプリオ」誕生

kaori_pen001.jpg 1915年に早川金属工業(現在のシャープ)が日本初の「金属製繰出鉛筆」を開発(海外では19世紀から存在)。そこから始まったシャープペンシルの歴史の中で、シャープ芯の強度に関する技術革新はあれど、それ以外には大きな変革の波が訪れることはなかった。だが、21世紀のいま、ぺんてるが画期的なシャープ芯を投入しようとしている。世界で初めての、「香り付き」シャープ芯だ。

 7月4日から開催された見本市「ISOT2007(第18回 国際文具・紙製品展)」で発表されたのは「Ain Supplio(サプリオ)」。「ナノカプセル製法」により、芯の内部の細かい気孔をカプセル化して香りを閉じ込め、筆記するとカプセルが潰れて香りが放たれるという、従来にはなかった斬新なシャープ芯だ。

 「Ain Supplio(サプリオ)」で採用された香りは、アロマセラピーの専門家が「勉強をサポートする」というコンセプトで特別に調合したオリジナルブレンド。「リフレッシュブレンドの香り」「ヒーリングブレンドの香り」「ポジティブブレンドの香り」の3種類がラインアップされている。

 0.5ミリのHB、20本入りで価格は210円(税込み)。なお、「Ain Supplio(サプリオ)」を内蔵したサイドノックシャープ「サプリオシャープ」も9月に同時発売する予定だ。

ぺんてる