リンドバーグの名曲を11年ぶりに復刻、阪神・藤川球児投手のテーマソングで話題に
発行:2007年06月30日 22:05
1990年に発売したセカンドシングル「今すぐKiss Me」の大ヒット以降、1990年代を代表するバンドとして人気を博したリンドバーグ。2002年のバンド解散から5年の月日が流れたが、後期リンドバーグを代表する「every little thing every precious thing」のシングルが8月1日から復刻発売されることになった。
ほかのシングルとともに……ではなく、「every little thing every precious thing」だけが復刻されるのは、阪神の、そして球界を代表する抑え投手として活躍中の藤川球児投手がきっかけ。甲子園球場で登板する際に流れるテーマソングとして藤川投手が同曲を使用するようになったため、阪神ファンが口ずさむのが恒例のシーンとなった。
藤川投手が同曲を使用しているのは、夫人と結婚する前からの思い出の曲だから。けがに苦しんでいるとき、思うように成績が残せなかったときなど、これまで自分を支えてくれてきた夫人への感謝を込めてチョイスした楽曲なのだという。
ちなみに、藤川投手とリンドバーグのヴォーカルだった渡瀬マキは、2007年4月に放送された「HEROたちの音色」(よみうりテレビ)で対談を果たしている。番組の中では、同曲の「スタジアムに響き渡る歓声を吸い込んで、あなたはゆっくり立ち上がる」という歌詞の部分で気合いを入れることなどが語られた。
リンドバーグ公式ページ