米国で100万個以上販売、タカラトミーがスポーツグッズ「スピードスタックス」展開

SPEEDSTACKS001.jpg 12個のカップをさまざまな組み合わせで積んだり、崩したりしてタイムを競い合うスポーツ競技「スポーツスタッキング」。この競技の日本での普及を目指し、タカラトミーがワールド・スポーツ・スタッキング・アソシエイション(WSSA)公認グッズの国内販売権を獲得、7月26日から競技に使う公式カップ「スピードスタックス」を発売する。

 第1弾として発売されるのは、キャリングバック付きのカップ単品「スピードスタックス」(2,079円/税込み/全6色)、タイマーとプレイマットがセットになった「スピードスタックス スタックマット」(5,040円/税込み)、カップとタイマー、プレイマット、ティーチングDVDがセットになった「スピードスタックス スタックパック」(6,825円/税込み)の3種類。

 「スピードスタックス」は1980年初頭、米国西海岸の子どもたちが紙コップで遊んでいたのがそもそもの始まり。1990年に米国の人気番組に取り上げられて一躍注目を浴びることとなり、それを見た小学校教師のボブ・フォックス氏が普及活動を展開。以降、現在に至るまでボブ・フォックス氏は「スピードスタックス」の旗振り役として活躍している。

 この競技は両手を平等に使うため、集中力や反射神経の鍛錬に向いているのが特徴のひとつ。そのため、米国では学校教材にも取り入れられており、公式カップである「スピードスタックス」は、アメリカで直近4か月の売り上げが100万個をこえるほど大人気のグッズだ。

 タカラトミーは、世界の舞台で戦える日本のプレイヤーを育てるべく、今後、競技のルールや魅力を伝える「ティーチングイベント」を積極的に開催していく予定だ。

タカラトミー