明治製菓、「塩の花」で味を引き立てたチョコ「アーモンド塩クランチ」を発売
発行:2007年06月05日 15:41
甘みを引き立てるために、塩を少々。日本では大福やお汁粉など、「甘味+塩」の組み合わせたスイーツは珍しくないが、フランスはブルターニュ地方にも、塩を用いたスイーツが古来から存在している。そんな「塩スイーツ」がフランスでブームとなり、日本でも近年盛り上がりを見せているが、明治製菓から手軽に食べられる「塩スイーツ」として「アーモンド塩クランチ」が登場。6月19日から発売する。価格は210円。
「アーモンド塩クランチ」はアーモンドチョコに塩を加えた新商品。ローストアーモンドと焼き菓子の香ばしさを持つアーモンドチョコと塩が出会ったことで、チョコレートの味わいがさらに深いものとなった。
使用する塩は「塩の花(フルール・ド・セル fleur de sel)」と呼ばれる、にがりと水分を含んだ大粒の塩の結晶。ブルターニュ地方を流れるロワール河の河口近くで作られる天然の塩で、大西洋が育んだミネラルをたっぷり含んだ、独特の風味が特徴の塩だ。総称して「ゲランドの塩」と呼ばれることもある。
販売目標額は約140億円。夏場のチョコレート市場の活性化を狙う。
明治製菓