反射音を使わず立体感を再現、高音質・省スペースのサラウンドシステムが登場

marantz.jpg ホームシアターシステムが流行しているが、大がかりな装置は場所を取るのが難点。そんな中、高音質と省スペースを実現したアンプ、スピーカー一体型フロントサラウンドシステムが、マランツより6月に発売される。フロントスピーカーだけでも、反射音を使わずに立体的な音響空間を再現するスグレモノだ。

 今回発売される「シネマリウム(CINEMARIUM)ES7001」は、英サウサンプトン大学と鹿島建設が開発した立体音響再生技術「OPSODIS(オプソーディス)」を搭載することで、反射音を使わずにフロントスピーカーだけでも音が後ろから聞こえるサラウンド効果や音の移動感を再現。音に包まれるような立体音響空間を体感できる。

 スピーカーシステムのツイーター、スコーカー、大口径12センチメートルのウーファー計6基それぞれに専用デジタルパワーアンプを採用しており、相互干渉を大幅に低減するだけでなく、「オプソーディス」の演算処理を含めた入力から出力までの信号劣化のないフルデジタル処理で精密な表現が可能となっている。

 こうした機能を備えながらも1,080×153×143ミリメートルとコンパクトにまとめられているため、狭い部屋でも設置可能。また、本体キャビネットに高剛性アルミニウムを使用することで、振動の影響を受けにくくしている。

 価格は12万4,000円。同時に、専用のサブウーファー(2万4,0000円)やAVラック(5万円)なども発売される。※価格はすべて税込み

[商品概要]
商品名: シネマリウム(CINEMARIUM)ES7001
発売日: 2007年6月
価格: 12万4,000円
最大出力: 60W
サイズ: 1,080×153×143mm
重量: 12kg

マランツ ジャパン