モスバーガーが牛豚合挽き肉使用などバーガー商品を刷新、日本人の好みを考慮

mos.jpg 厳選素材の使用や注文を受けてから作るスタイルで、米国系ハンバーガー・チェーンとは一線を画しているモスバーガー。「テリヤキバーガー」の開発などこれまで日本人の好みに合わせたメニューを提供してきたが、4月13日からハンバーガーパティを牛と豚の合挽き肉に変更し、バンズも食感を向上させたものに変えるなど、バーガー商品を全面的に刷新した。

 モスバーガーでは、1972年の創業時から日本人にとってのハンバーグの標準だった牛と豚の合挽き肉をパティに使用していたが、97年に食材の安全性を考慮して牛肉100%に変更した。しかし、昨年に豚肉の安全な調達ルートが確保できたため、牛豚合挽き肉に再度変更。日本の家庭的なハンバーグの良さを復活させた。

 また、バンズも現行のものよりソフトでしっとりとした食感に改良。「ニッポンのバーガー匠味」などに使用しているプレミアムブレッドで培ったノウハウを生かし、風味豊かでふんわり、焼きたての食感が持続するバンズに仕上げている。

 さらに、主力商品である「モスバーガー」と「テリヤキバーガー」のソースも変更。ともにコクとキレを両立した質の高いソースになっている。

 今回の刷新による価格変更はなし。また、全国的なキャンペーンとしては初めての割引クーポンを導入した。対象は「モスバーガー」「テリヤキバーガー」「モスチーズバーガー」の3商品で、単品価格で50円、セットメニューで100円割引となる。

モスバーガー