goo調査「好きな『三国志』の武将ランキング」、諸葛孔明が他を圧倒

sangokushi.jpg 日本でも多くのファンを抱える「三国志」。乱世を舞台に繰り広げられた権謀術数や人情劇、勇猛果敢な生き様は読む者を熱くさせるだけでなく、ビジネス書として高く評価されている。その「三国志」に登場する人物の人気ランキングをgooが実施。1位は他を圧倒して蜀の宰相・諸葛亮(孔明)が選ばれた。

 中国史上最高の知性といわれる諸葛亮は、軍略家としてだけでなく政治家としてもその能力を発揮。東洋で最も憧れの存在と言えるだろう。2位には諸葛亮が仕えた劉備(玄徳)がランクイン。人情味あふれる人柄が描かれたため、特に日本人の気質に合っているのかもしれない。その劉備と義兄弟のちぎりを結んだ関羽(雲長)が3位、張飛(益徳)が6位、この3人と早くから行動をともにした趙雲(子龍)は5位に選ばれている。

 一方、魏では曹操(孟徳)が4位でトップ。劉備と違った理想の上司であるが、「三国志演義」など後世の作品で悪役として描かれたことが影響してか、“本来の主役”でありながら伸び悩んだ。諸葛亮のライバルで、西晋の礎を築いた司馬懿(仲達)は10位だった。

 また、呉では周瑜(公瑾)が最も人気で8位、君主である孫権(仲謀)は15位にとどまった。

 このほか、「三国志」最強といわれながらも裏切りを繰り返した呂布(奉先)が7位、黄巾賊の首領である張角が14位という意外な結果も出ている。

[好きな「三国志」の武将ランキング トップ10](goo調べ)
1. 諸葛亮(孔明)
2. 劉備(玄徳)
3. 関羽(雲長)
4. 曹操(孟徳)
5. 趙雲(子龍)
6. 張飛(益徳)
7. 呂布(奉先)
8. 馬超(孟起)
10. 司馬懿(仲達)

好きな「三国志」の武将ランキング