食べる直前に新鮮な粉チーズを、米クラフト・フーズが削り器付きチーズを発売

kraft01.jpg 食品加工メーカーとして北米1位の規模を誇る米クラフト・フーズ。1903年の創業以来、ソフト・ドリンク、乳製品、スナック類など様々なブランド名の元、事業を展開している。このクラフト・フーズの中心的商品であるチーズ部門で先日、削り器付きのパッケージに入ったパルメザンチーズ、「Grate-It-Fresh Natural Parmesan Cheese」が発売された。食べたい時に食べたい分量だけ新鮮な粉チーズができるとして、今までの粉チーズに満足できなかった消費者に売り込みをかけている。

 日本でも一般家庭で知られている粉チーズと言えば、森永乳業がクラフト・フーズと提携して販売している緑の筒に入った「100%パルメザンチーズ」だ。米国で売られている同製品は、日本の様にパウダー状になったものや、荒削りの状態など数種類が売られている。

 これらの製品に新たに加えられた「Grate-It-Fresh Natural Parmesan Cheese」は、固形状のパルメザン・チーズが入ったパッケージの下部に、削り器が組み込まれている。イタリアン・レストランで運ばれてきたばかりの料理に、サーバーがその場でチーズを削ってくれるように、家庭でも手軽に新鮮な粉チーズが堪能できる。

クラフト・チーズ 「Grate-It-Fresh Natural Parmesan Cheese」-英文-