ワンセグ放送の認知度が6割に、プライベート用として家庭での利用も増加

oneseg%20research.jpg 昨年4月に始まったワンセグ放送。対応携帯電話やパソコンが続々発売される中、日経リサーチが認知度や保有状況について調査を行ったところ、認知度は約6割に達し、前回より9.6ポイント上昇していることが明らかになった。また、利用場所は外出先が最も多かったものの、家庭での利用も増加している。

 日経リサーチによるこの調査は、昨年に11月に続いて2回目となる。今回は、今年2月19~22日に16~69歳の男女4807人を対象に行われた。

 ワンセグ放送の認知度は、「よく知っている」が59.5%で前回の49.9%から9.6ポイント上昇。「名前のみ知っている」(36.2%)と合わせて95%を超えており、「ワンセグ」という言葉が定着していることがうかがわれた。

 しかし、対応機器の保有状況については、「持っている」が前回調査より5.8ポイント増加したものの、12.6%にとどまっている。

 利用場所(複数回答)については、前回調査で40.8%だった「電車の中・待ち時間」が35.2%に減少。自分の部屋とリビング・ダイニングを合わせた「自宅」が46.5%(前回調査では36.8%)とトップで、「車の中」(21.1%→26.2%)や「学校や職場」(12.6→17.4%)も上昇していた。

日経リサーチ
地上デジタル放送推進協会