米マクドナルド、健康志向のメニューにトルティーヤ使用の新アイテム追加

wrap.jpg メキシコの薄焼きパン、トルティーヤで具を巻いた「ラップ」が、ハンバーガーやサンドイッチなど伝統的なパン・メニューと同様、米国で一般的になってきた。米マクドナルドの「スナック・ラップ」もフライド・チキン、チーズ、レタス、ソースをトルティーヤで包んだ商品。この姉妹品として、グリルド・チキンを使用した「グリルド・スナック・ラップ」が新登場。脂肪分控えめのアイテムとしてアピールしている。

 他のパンと比べてカロリーが低めのトルティーヤは、近年消費が著しく伸びている。外食アイテムとしても「ラップ」はすでに一般的なメニューだ。今回米マクドナルドから新発売された「グリルド・スナック・ラップ」も、このトルティーヤとグリル・チキンを使用。従来の「スナック・ラップ」と比べ、60キロカロリー低い270キロカロリーで、ソースは「ランチ」と「ハニーマスタード」の2種類が選べる。

 同社は以前から、フルーツやサラダ、そして高品質チキンを使った「健康派」商品に力を入れてきた。「グリルド・スナック・ラップ」をラインナップに加えることで、消費者が持つ「不健康なファストフード」というイメージの払拭を狙っている。

米マクドナルド -英文-