携帯電話・PHSの使いやすさに関する調査、メーカー人気はシャープがトップ

keitaitukaiyasusa.jpg 新機種を出すたびに追加される携帯電話・PHSの機能だが、こうした機能も含めた使いやすさは機種選びの重要なポイントとなっている。インターネット調査会社のマイボイスコムが、携帯電話の使いやすさについて調査したところ、利用中の携帯電話・PHSのメーカーは「シャープ」が20%で最も多かった。また、利用年数は1年以上が半数を超え、新機種選びの基準は「デザイン性」がトップだった。

 調査は、今年1月1~5日に10代~50代以上の全国の男女1万400人(男性4,784人、女性5,616人)を対象として行われた。

 それによると、利用中の事業者で最も多かったのが「ドコモ」で44%。それに「au」(26.5%)、「ソフトバンク」(19.1%)、「WILLCOM」(2.6%)の順で続いた。

 利用しているメーカーについては「シャープ」が20.2%で最も多く、2位は14.1%の「パナソニック」、3位は13.9%の「NEC」。以前利用していたメーカーでは「NEC」(16%)、「シャープ」(15%)、「パナソニック」(13%)だったことから、「シャープ」利用者の増加が顕著であることが分かる。

 また、利用中の端末の購入時期について尋ねたところ、「1年以上前」が55%でトップ。2位の「半年~1年以内」(21%)を大きく上回った。

 利用している端末を選んだ理由は、「デザインが気に入っているから」が38%だったものの、「メニューや機能の操作に慣れているから」と「そのメーカーが好きだから」もそれぞれ20%と17%が回答。デザイン性と使い慣れたメーカーが二分したが、メーカーが操作感を変えると離れる人が少なくないことも示唆している。

マイボイスコム