世界最大級の「世界鉄道模型博物館」、横浜みなとみらい21地区に2010年秋オープン
発行:2007年02月23日 00:37
再開発著しい神奈川・横浜のみなとみらい21地区。日本一高いビル「横浜ランドマークタワー」、高級ホテル「ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル」、遊園地「よこはまコスモワールド」、会議場「パシフィコ横浜」などが建ち並び、今後も日産本社ビルやセガの複合娯楽施設、横浜マリノスの「マリノスタウン」などの建設が予定されている、首都圏を代表する再開発エリアだ。その一角に、「世界鉄道模型博物館」が2010年秋にオープンする。
「世界鉄道模型博物館」は、三井不動産が建設準備を進める29階建てビルに入居する。同種の博物館としては世界最大級の大きさとなる予定で、「国際交流」をテーマに掲げた同ビルの文化交流拠点にするのが狙いだ。
日本には鉄道模型を扱った博物館がいくつか存在している。有名なのは新京成電鉄が運営する「新京成鉄道模型館」(千葉県松戸市)や、バンダイが運営する「The World Toy Museum」(長野県軽井沢「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」内)。「世界鉄道模型博物館」は、これらを凌ぐ規模になる予定だ。
鉄道模型は世界最大のメーカーであるメルクリンのあるドイツや、模型に初めて「スケール」の概念を取り入れた老舗バセット・ロークがある英国をはじめ、世界各国にメーカーが点在し、世界中のファンから愛されている。日本でもKATOとトミックスの二大Nゲージメーカーを筆頭に、HOゲージの天賞堂など、数多くのメーカーから発売されており、鉄道ファンからの人気は高い。
みなとみらい21中央地区67街区 横浜三井ビルディング