スーパーファミコンやゲームボーイの書き換えサービス「ニンテンドーパワー」が終了
発行:2007年02月09日 21:17
1997年から任天堂が提供してきたスーパーファミコンやゲームボーイ用の書き換えサービス「ニンテンドーパワー」。10年間に渡って提供されてきたサービスだが、2月28日をもって終了することが発表された。
「ニンテンドーパワー」を利用するためには、まずフラッシュメモリを搭載した書き換え専用のカセットを準備。カセットには3,980円の「SFメモリカセット(スーパーファミコン用)」と2,500円の「GBメモリカートリッジ(ゲームボーイ用)」(※販売終了)があり、ともに1本のカセットに複数のソフトを書き込めるのが特徴だった。
書き換えの方法は、2002年まではローソンに設置されたマルチメディア端末「ロッピー」で行われ、その後は任天堂の本社や営業所に郵送する形でサービスを継続。対応ソフトはそれほど多くはなかったが、「スーパーマリオワールド」「スーパーメトロイド」「ゼルダの伝説~神々のトライフォース~」「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン」「マザー2 ギーグの逆襲」「グラディウスIII」「スーパー桃太郎電鉄 II」「かまいたちの夜」などの人気タイトルもラインアップに加わっていた。
スーパーファミコンの後、ニンテンドー64、ゲームキューブ、Wiiとハードが進化していくなか、2007年まで「ニンテンドーパワー」を続けてきた任天堂の顧客への対応は素晴らしい。「ニンテンドーパワー」をまだ現役で遊んでいる人は、最後の書き換えをお早めに。
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