イッセー尾形主演の映画「太陽」がDVD化決定、昭和天皇を描いた衝撃作
発行:2007年01月17日 13:09
クロックワークスは、イッセー尾形主演の映画「太陽」(アレクサンドル・ソクーロフ監督)のDVDを3月23日に発売することを発表した。同作は、太平洋戦争時における昭和天皇の苦悩と孤独を描いた衝撃作。ベルリン国際映画祭などに出品し、世界から絶賛された。
「太陽」は、ロシアの巨匠であるソクーロフ監督がヒトラーとレーニンを描いた「モレク神」(1999年)と「牡牛座」(2000年)に続く「20世紀の権力者」4部作の1つ(最終作はファウストを題材にする予定)。
太平洋戦争時における昭和天皇の人間性を生々しく描き、その苦悩と孤独を浮き彫りにした作品だが、そのデリケートな題材から配給会社がなかなか見つからないなどの問題も抱えていた。最終的にスローラーナーが配給を担当し、2006年に日本でも上映を開始。現在までに100館を超える映画館で公開された(現在も公開中)。
DVDでは、本編(115分)のほか、オリジナル予告や劇場予告を特典映像として収録している。価格は4,935円(税込み)。
[商品概要]
作品名: 「太陽」(2005年、ロシア・イタリア・フランス・スイス、カラー)
監督・撮影: レクサンドル・ソクーロフ
脚本: ユーリー・アラボフ
音楽: アンドレイ・シグレ
出演: イッセー尾形、ロバート・ドーソン、桃井かおり、佐野史郎、田村泰二郎 ほか
映像特典: オリジナル予告、劇場予告
仕様: デジパック+スリーブ/本編115分/片面2層/16:9ビスタサイズ/5.1chドルビーデジタルサウンド
価格: 4,935円(税込み)
映画「太陽」
クロックワークス